忍耐という言葉を使わない  【ムリな願望が成功遺伝子をOFFにしている】

逆境さえも楽しもう!


私自身も昔、大変な思いをしてきたからこそ、いろんなことがわかるようになったのです。

自分が本当に惨めだなと思った時期もありました。

しかし、今振り返ってみると、その時に、自分を一番深く掘り下げていたんだと思います。
苦しんだことで魂に磨きがかかったし、考えが深くなったのです。

私がどこかの会社の御曹司で、順風満帆にスイスイとやって来ていたら、
今のように人のことを本当にはわかってはあげられなかったと思います。

ですから、苦境に立つというのは、ものすごく素晴らしいことなのです。
そう捉えることができると、途端に喜びと感謝が出てきます。

そうなると、良い方向にしか回らなくなってくるのです。
私たちの心は、そういう仕組みになっているのです。

落ち込んでいるのを楽しんでしまえば、もう落ち込みは消えてしまいます。
心の中で二つの心は同居できないからです。
喜んでいる心と落ち込んでいる心は、一度に同居できないのです。

私は今では落ち込むことがすっかりなくなってしまいました。
例え、何かの難関にぶつかっても、「これでますます自分に深みが増すな」
と心底思えるようになったからです。

自分の人生に難関が立ち塞がったら、それを克服できた時には、
それ以下のことは全部スイスイにできるようになります。

それが人間の幅、余裕になるのです。

「自分はプラス思考だ」と言っている人は、案外人間的な魅力に欠けるところがあるものです。
落ち込んでいるのに、無理やり落ち込まないようにしたら、逆に上っ面だけの人間になってしまいます。
苦境の味を十分に味わっていないからです。

ビールを初めて飲んだ時は、誰でも「苦い!」と感じます。

しかし、これが段々「美味い」ものだとわかってくれば、
「苦い」のと「美味い」のと両方を味わえたことになります。
「苦いけど美味い」と。

そうすると、味覚のバラエティーが広がります。
今まで「美味い」ものしか「美味い」と思えなかったけれど、
「苦いのも美味い」と感じられるようになったら、それだけ幅が広がるわけです。

長く生きていると、どうにもならないことも起きます。
それに対して、イチイチ落ち込んだり暗くなっていたら大変です。

しかし、そんな苦境すらも楽しめるようになったら、人生は百八十度変わります。
荷物を持たされて、「嫌だなあ…」と思っていたのが、「これで筋肉がつく、ありがたいなあ」
と思えたら、それだけでも人生は地獄から天国に変わってしまいます。

そして、そのように生きている人は、大変味わい深い人生を送ることができるようになり、
魅力に溢れた人間になれるのです。



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