忍耐という言葉を使わない  【ムリな願望が成功遺伝子をOFFにしている】

忍耐のパワーから喜びのパワーへ


最近はスポーツの世界にも異変が起きてきました。
ひと昔前のように忍耐ではなく喜びで競技をする選手たちが現れてきたのです。
その典型がマラソンの高橋尚子選手です。

彼女は、シドニーオリンピックで金メだルに輝いた直後のインタビューで、
「楽しい四十二キロでした」と答えました。

世界新記録を出したベルリンマラソンでも、
「途中から降った雨も体温の上昇を抑えることができたのでよかった」
と雨にさえ喜んでいます。

彼女は、いつも喜びの中で走っているのです。
そのあふれる喜びこそが、彼女の計り知れないパワーの源泉になっているのです。

柔道の田村亮子選手も、メジャーリーグで活躍を続けるイチロー選手や新庄選手も、
心底プレーを楽しんでいるようです。

喜びのパワーが、彼らに共通する原動力なのです。

彼らのように、喜びで物事をやっている人には、誰も太刀打ちできないのです。

今までは、マラソン選手にしても、まるで苦行僧のような形相で、
苦しさに耐えながら走る選手が多かったように思います。

オリンピックでは、「日本のため」という重圧を一身に背負い込んで、
悲壮感さえ漂わせている選手がいたものです。

しかし、最近目覚ましい活躍している選手たちは、
明らかに今までのスポーツ選手とは違って明るいのです。

忍耐の力よりも喜びのパワーの方が、遥かに大きな力を発揮するのです。

従来の成功哲学では、
「決してあきらめずに耐え抜けば、必ずいつか“幸運”にめぐり合える」
と「忍耐力」の重要性が説かれています。

確かにそれはその通りなのです。

しかし、忍耐力には所詮限界があるのです。
忍耐力の続くうちは良いのですが、ある限界を超えたら緊張の糸がプツッと途切れてしまいます。

しかし、喜びで物事をやっている人は、どこまでやっても疲れません。
練習も勉強も本番も全てが喜びだから、何をやっても疲れることがないのです。

心が喜んでいれば、遺伝子がONになり、どんどん能力を発揮することができるのです。

そもそも忍耐しなければならないということは、楽しんでいない証拠なのです。
楽しくて楽しくてしょうがなかったら、忍耐という言葉などは出てこないはずです。

もし、あまりにも忍耐力が必要だとしたら、それはあなたのやるべきことじゃない可能性があります。
その場合には、もう一度見直してみる必要があるのです。




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