願望を捨てた時、成功遺伝子がONになる  【ムリな願望が成功遺伝子をOFFにしている】

計算ではなく、湧きあがる素直な気持ちで向かって行けば活路が見出せる

この北澤氏の物語は、願望を持つことによって苦しみが増え、
逆に願望を手放した時に全ての状況が劇的に変わるということを私たちに教えてくれています。

彼の人生における最大の目的は、尊敬する父から受け継いだ会社を発展させることでした。
彼は従来の成功哲学で教えている通り、会社を発展させるという強い願望を持ち、
そのために全ての行動を起こしていたのです。

そんな彼にとっては、現在継続している契約を落とすことは、絶対に許せないことだったのです。
以前のままだったら、大口の取引先から解約を言われた時、
本人の言う通りそのままガックリと落ち込んで自殺に到っていたかも知れません。

願望とは、何かが不足をしているという気持ちから発生するものです。
いつも心の中に不足感があれば、お客さんに対しても、もっと取り引きをして欲しいと望んでしまいます。

そんな願望を持っているうちは、本当の感謝の心は出てきません。
いつも、「まだ足りない、まだ足りない」と思ってしまうのです。

そういう態度でいるから、お客さんから見ても、
「今までこんなに取り引きをしているのにアフターフォローが足りない」と思われてしまうのです。
感謝の気持ちがないから、お客さんは満足しないのです。

タクシーの運転手の話を聞いて、まだまだ自分の努力が足りなかったこと、
にもかかわらず信用をして何年もお付き合いをしてくれたことに彼は気がついたのです。

本当の自分が出てきたことによって、心からお客さんへの感謝の気持ちが溢れ、
どうしても伝えたいという衝動にかられ、ストレートに自分の気持ちを手紙にしるしたのです。

契約を継続してもらうために計算をしたり、自分を良く見せようとはせず、自分には到らないところがあったこと、
父が自殺未遂を図ったことや多額の借金があったことなど、ありのままをさらけ出したのです。

その感謝の気持ちがお客さんに伝わり、お客さんの心を揺り動かしたのです。

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